【社員インタビュー】柔軟性と好奇心を武器に、事業成長に必要な基盤をつくる

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社長室でマルチに活躍している鈴木基規は、2019年6月入社し、入社後は営業として社長とともにクライアント企業へのサービスの提案から導入までを担当していました。2019年末から2020年5月までは主に採用業務及び採用チームの立ち上げを担当し、2020年6月から12月まではマーケティング業務を中心に幅広い領域をマネージメントをしていました。今回は社長室に所属する鈴木基規に入社理由からファーストアカウンティングでの働きがいなどを聞いてみました。

本当の意味でのスタートアップで、日本市場のニーズにあったサービスを提供したい

外資系企業から日系のスタートアップ企業である「ファーストアカウンティング」に入社を決めた理由は何でしょうか。

前職の外資系企業では、人材紹介企業向けのビジネスユニットの立ち上げを経験していました。ビジョン・ミッションに共感した仲間が集まる環境で、非常にやりがいのある仕事でした。ただ、外資企業では商品やサービス自体は本国で決められることが多く、日本国内でやれることといえば、サービスをどう販売していくなどの営業的な観点での取り組みに限られていました。組織の中枢に近い仕事--もっと戦略よりの経験をしたい、本当の意味でのスタートアップを経験したいと考えていました。

そんな時に、以前からの知人にファーストアカウンティングを紹介され、転職を決めました。日系のスタートアップであれば、市場のニーズにあったサービスを形にしていくところから関わることができ、スピード感を持って会社も自分も成長できると感じたからです。

また、当時はCEOの森が一人で営業活動を行なっていたのですが、外資系企業の営業として世界クラスの実績を持っており、一人目の営業としても入社することも大きなチャレンジであり、大きな魅力だと感じました。

ファーストアカウンティング株式会社 社長室 鈴木基規

入社されてからマルチな活躍をされていますが、どのような領域を主に担当されていますか。

入社直後は既存顧客の営業担当としてサービスの導入支援などを主に行っていました。入社した当初はO E Mを中心としたサービス導入が事業の柱でしたが、2019年6月頃からエンタープライズ企業を主要顧客として導入を進めていこうと戦略が変わりました。

事業戦略の大きな転換により、営業チームの体制強化が急務となりました。入社して半年ほどでしたが、事業の立ち上げのサポートをしてほしいと社長から依頼を受け、2020年1月から社長室へ異動しました。そこでは採用やセールスイネーブルメント、ホームページの改修、マーケティングなど業務を幅広く担当することになりました。

社長室の業務は多岐に渡りますので、マルチタスクで動いています。事業にとって必要だがリソースが足りないところにサポートに入り、体制強化や立て直しに取り組んでいます。

採用でいえば、専任担当が不在でしたので、ダイレクトリクルーティングや人材紹介会社とのやり取りなども行っていました。最近は、マーケティング活動や既存顧客のフォロー、電子インボイス推進協議会への参加などさまざまな業務の対応をしています。

高い技術力で、経理業務の業務効率化・デジタル化を追求

ファーストアカウンティングの魅力は何でしょうか?

ファーストアカウンティングの強みは、技術力が高いことです。AI-OCRの技術は競合他社と比べても圧倒的に精度が高く大手企業から選ばれる理由のひとつでもあります。

また、事業の方向性として経理・会計業務を対象とした “デジタル化、効率化”を目指しているのも大きな特徴です。そこがOCRベンダーとの違いです。OCRベンダーでは、“文字をデジタル化する技術”をどう活かすかを考えますが、当社が目指すのは『経理のあり方を変える』ことです。あらゆる企業に存在する経理業務をどうすれば効率化できるか、いかに生産性をあげ、働きがい向上に貢献するかということに注力しています。

働く環境面で言えば、入社後に感じた良いギャップがありました。スタートアップは最低限の環境でPCのスペックなども自由には選べないとうイメージがあったのですが、当社ではモニターや使いやすいキーボードが支給されますし、テレワーク中に必要な環境整備にも対応します。生産性高く業務にあたることを重視していますので、環境整備には予算をかけますね。また、CEO自らが営業の最前線に立ち、現場で走り回っているのには驚きました。マネジメントだけでなく現場をリードする社長の姿は尊敬しています。2019年に入社した当初、森と同行で真夏に毎日5~6件も商談に回る日々が続いたのは印象に残っています。

ファーストアカウンティングには「バリュー」が存在しますが、バリューは実務でどのように活かされていますか?

私自身は「Can-do-attitude(できると信じる心構え)」を意識することが多いです。「これはさすがに無理では…」と思うような時ほど「Can-do-attitude」に立ち返っています。困難な課題に直面した時は『普通は出来ない』という思い込みを捨てて、どうすればクリアできるかを考え続けるのです。社長室では順調に行っていない業務の立て直しが必要なことも多いため、メンバーが悩んでいる時は「Can-do-attitudeでやりましょう!」と声をかけていますね。

社長室では全社のバリュー浸透推進活動も行っていますが、一昨年から年二回、外部講師を招いてバリューワークショップを開催しています。コロナ前は会議室で行っていましたが、今はオンラインで2時間ほど行っています。

ワークショップを行うことで、バリューの浸透や理解を深めることができていると思います。「○○さんのこのような行動や言動がバリューを体現していてよかった」など具体例をあげて発表し、共有します。ファーストアカウンティングの社員はバリューのようなものを受け入れる人が多く、このイベントはみんなからもとても好評ですね。

私は、前職がカルチャーを大切にする会社だったこともあり、これからもバリューを理解し実践を楽しんでもらえるような取り組みにチャレンジしたいです。

スタートアップのスピード感を楽しむ柔軟性、AI×会計の専門性を追求する好奇心

ファーストアカウンティングで働く醍醐味はなんですか?

事業成長に必要な基盤づくりに携われることでしょうか。

スタートアップなので事業を早く拡大するために、オペレーションを確立したり、社内のプロセスを改善したりするなど組織化・仕組み化を推進していく必要があります。これはやりがいがありますね。(上場の話は一応削除しました)

また、会社が成長フェーズということもあり、長期というよりも短期・中期の計画を立てて実行していきます。短期間で会社のニーズ(状況)が変わりますし、サービスを世に広めるための戦略にも柔軟性が必要だと感じます。短期での「トライ&エラー、そして改善や変更」が多いので、もちろん大変さはありますが、柔軟性をもって取り組むことで楽しんでいます。

どんな方がファーストアカウンティングで活躍できますか?

まずは、何にでも興味を持つ好奇心のある人ですね。会計×AIという少しマニアックな領域に深い興味を持ち、学習へのモチベーションを高く保つことが大切です。興味がないと仕組みが理解できずソリューションも思いつきませんよね。経理業務を担当しているお客様が何にどう困っているのかを把握し、最適なソリューションを提供するには好奇心と学習意欲は大切だと考えています。

好奇心と学ぶ意欲があれば、どんな職種や業界の出身者でも楽しむことができ、成長できるのではないでしょうか。

また、頭と心の柔軟性も必要に大切です。長期的なプランを立てて計画通りに実行するのではなく、中期・短期で目標を立て、スピーディにPDCAを回すことになります。1~2か月で課題も変わり、求められる役割が変わることもあります。営業として入社したから営業のこと以外やらないというのではなく、事業の成功を最上段におき、そのために柔軟に自らも変化していくことが必要ですね。

ファーストアカウンティングはまだまだ成長段階です。そんなフェーズだからこそ、とにかく前向きな人、成長意欲がある人と一緒に働きたいですね。色んなことにポジティブに取り組み推進力のある人が活躍できますし、成長するチャンスはたくさんあります。

インタビュー記事内容は2020年12月時点の情報です。