ワコールが請求書支払業務の入力負荷削減を目指し、 ファーストアカウンティング「Remota Express」を他社に先駆け採用

  • プレスリリース

2022年06月28日
ファーストアカウンティング株式会社

~ 経理に特化したAIソリューションで起票の自動化を実現、業務負荷を大幅に削減 ~

ファーストアカウンティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 啓太郎、以下「ファーストアカウンティング」)は、株式会社ワコールホールディングス(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:安原 弘展、以下「ワコール」)が請求書支払業務における入力負荷削減を目的として、ファーストアカウンティングの『Remota Express』を他社に先駆けて導入したことを発表いたします。

ワコールでは、「コロナ禍での働き方改革」「経理業務の効率化」という課題を解決するため、『Concur Invoice』の導入と「請求書電子化」への取組を始めました。「電子請求書システム」は取引先様側の同意が必要なため、同意いただけない取引先様の請求書を電子化していくためには、「AI-OCR」の導入が不可欠でした。紙やPDFで受け取った請求書をデータ化し、『Concur Invoice』へ連携するために、ファーストアカウンティングの『Remota Express』を他社に先駆けて導入しました。

これにより、『Remota』画面を介することなく『Concur Invoice』へ読取結果が連携され、『Remota』の操作ステップ削減、『Concur Invoice』での入力負荷やミスの削減を実現、全体の業務負荷を大幅に削減することができました。

ファーストアカウンティングは、『Remota』運用における残った課題を解決し、ワコールの描く理想の業務の実現に向けて、引き続き伴走してまいります。

株式会社ワコールホールディングス 担当者 コメント

請求書は様々なフォーマットでいただくため、それらを電子化していくためには、「AI-OCR」の検討が必要でした。『Remota』は、「テンプレートなしに学習機能を向上させる」ことで、高い読取率を実現できたことが、最大魅力でした。その読取率であれば、『Remota』の画面を介さなくても直接『Concur Invoice』に連携して問題ないと考え、『Remota Express』を導入しました。本番稼働後も大きな誤読等のトラブルはなく、安定運用しています。今春には経理業務を統合することができました。今後は「電子帳簿保存法」に向けて、更に整備していきたいと思います。

こちらの無理な要望をお聞き入れいただき、また、粘り強く請求書を学習していただき、大変感謝しております。ありがとうございました。

『Remota Express』について

『Remota Express』は、読込から出力までを一気通貫で自動処理できるAI ソリューションです。一連の処理を自動化し、『Remota』のUIを操作せずに、直接『Concur Invoice』にレポートを起票することができます。通常は読み込んだ画像をRemota上で確認し、Concurへ連携しますが、Remotaでの画面操作が必要ないため、入力工数を削減することができます。

株式会社ワコールホールディングスについて

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「経理、その先へ」――経理業務の効率化により、経理部門が戦略的な経理業務に注力することができ、企業の生産性向上をもたらします。戦略的経理へ革新を進められる経理業務の効率化ソリューション「Robota」とRobotaシリーズの機能を組み込んだAIソリューションとして「Remota」を提供しています。Robotaは、深層学習を通じて経理特有の証憑書類の形式をあらかじめ学習したAIと、AIが読み取った値を自動でチェックするロジックチェック機能を備えたクラウドサービスです。
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