INTERVIEW 社員インタビュー

プロダクト開発部 部長 松田 顕

『人がAIを使いこなす』機能を実装するプロとして
スポーツチームのように高めあえる開発組織をつくる

2016年に代表の森とプロダクトの開発を始めた創業エンジニアである松田顕。現在はプロダクト開発部部長として開発チーム統括を行う松田顕が、AIを通して実現したい夢や開発チームの持つ魅力についてお話しします。(2020年12月の取材に肩書きや社員数をアップデートした内容となります)

AIの可能性と代表のパワーを信じ、創業メンバーとしてジョインを決意

会社の経営者という立場から、創業エンジニアとしてジョインしようと思ったきっかけを聞かせてください。

2016年に「AIの事業をやろうとしている人がいる」と知人から代表の森を紹介されたのがきっかけでした。当時、森はAIを使用したサービスのアイデアを持っていて、プロダクトを開発するエンジニアを探していました。私はその事業構想に興味を持ち、創業エンジニアとしてジョインすることにしたんです。

2016年頃というのは、ちょうどAIが実用化され始めた時期でしたが、実際にAIを使いこなして成果を出している事業はほぼ無く、ビジネスチャンスがあると感じていましたね。

社内でどのような役割を担っていますか?

現在はプロダクト開発部の部長として、クラウドサービスの開発として8名チーム(2021年8月時点)のマネジメントを行なっています。まだまだ組織も小さいので、プレイングマネージャーとして活動しています。

クラウドサービス開発課はRemotaやRobotaなどのインフラやUIを含めたAIサービスを開発していくチーム、ご利用いただくお客様の業務革新を成功に導くためのチームです。

お客様へサービスのご提案は主に営業とプリセールスチームが行いますが、実際に契約が成立すると、カスタマーサクセス部の出番になります。導入時の技術的なサポートや、導入後の「もっと業務効率化を進めたい」というご要望に対し、営業と共に更に業務にフィットする新たな提案を行うのがカスタマーサクセス部の主な業務です。

お客様から頂いたご要望は、プロダクトの開発を担当するクラウドサービス開発課にフィードバックされ、改善や新しい機能開発に繋げています。

エンジニアの自発性を重視することで、
早くて良いサービスを提供することにチーム全員が集中できる

開発チームにおいて、どんな組織運営を心がけていますか?

開発手法はスクラムを採用し、1スプリント2週間のサイクルで回しています。スプリントの初めに2週間で何を作るかをプランニングして、そのプランに基づいて開発を進めます。

開発者自身が向かう方向を認識して、全員でコミットして進めていけるように、スクラムのスタイルを採用しています。それによって、前に進むスピードを早めていけるメリットがあると考えています。

私がマネージャーとして心がけているのは、エンジニアの自発性を重んじることです。一般的に、依頼されたものを開発するイメージが強いからか「エンジニアは受け身になりがち」と言われますよね。ファーストアカウンティングでは、受け身ではなく主体的に業務に取り組める環境を用意したいと思っています。

例えば、営業からの要望に対応する際も、そのまま額面通りに依頼内容を受けるのではなく、「自分(エンジニア)たちだったらどうするか?」と考えるようにしています。そうすることで、本質的な課題を見極め、より良い提案をエンジニア発で行うことが可能だと思うからです。

当社には自発性と高度な技術をもった優秀なメンバーが揃っていますので、開発規模としてはもっと多くてもおかしくないところを10人以下のチームで回せています。このことからも、少数精鋭のメンバーで担当していることがお分かりいただけるかと思います。

実装していると「こういうプログラム言語を使いたい」「こういう仕組みが良いんじゃないか」と意見がたくさん出てきます。できるだけメンバーの判断に任せ、お互いのアイディアを積極的に取り入れるようにしていますね。

ファーストアカウンティングには「バリュー」が存在しますが、最も大切にしているバリューを教えてください。

全てのバリューは事業の成功に必要だと思っているので、ひとつに絞るのは難しいですね。顧客志向で行動するという本質的なことを常に意識していると、自然とバリューの通りに行動できるのではないでしょうか。オープンマインドに自然体でいることが重要だと思います。

ハイレベルな仲間と目標に向かい切磋琢磨できる、
まるでプロスポーツチームのような環境

ファーストアカウンティングのエンジニアとして働く醍醐味は何ですか?

「人がAIをどう使いこなすか」という部分を実装できるのが大きなやりがいですね。AIによって定型業務を効率よく進めることで、「人にしか出来ない業務に集中できる世界」を実現したいと思っています。

技術的な面では、新しい技術を使いたいというエンジニアからのアイディアを積極的に取り入れるようにしています。新しいものにキャッチアップしていかないと、時代に取り残されてしまいますからね。取り残されたら、当然プロダクトの魅力も落ちてしまいますので、ここは重要だと考えています。全員で最先端の情報にアンテナを張り、業務に積極的に取り入れていける環境はエンジニアとしては魅力的だと思います。

また、AIで会計のあり方を変えるサービスを生み出せることにもやりがいを強く感じています。当社のサービスを通して、世の中の会計業務を大きく変えていきたいですね。

AIを使えば、これまで手作業で生じていた無駄や面倒な業務を無くせる可能性があります。1人でも多くのユーザー様に当社のAIソリューションを活用いただき、ビジネスにおいて人が本当にやるべきことに集中できることが理想です。

どんな人がファーストアカウンティングで活躍できますか?

プロダクト開発部の雰囲気は、プロスポーツチームをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。プロスポーツチームの選手は、チームメンバー同士が互いにライバルとして切磋琢磨しつつ、共通の目標を目指して協力して戦いますよね。

エンジニアも同じで、プロとして各個人が技術力を高めていくことが求められますから、メンバーはある意味でライバル同士なんです。お互いに競いながら学び合って、能力を高めて良いコードを書いていくんですよね。ライバルだからといって対立するわけではなく、同じ目標に向かう仲間として、ファーストアカウンティングが掲げるバリューの1つである「teamwork」を大切にしています。

「協力して、良いものを作る」ためにはお互いに尊敬できる関係性が重要だと思います。採用にも徹底してこだわっていますので、今のチームには仲間想いで優秀なメンバーが揃っています。

私たちに足りない知見や技術をもっている方、誰にも負けない得意分野がある方など、尊敬できる関係性を築ける人と一緒に働きたいですね。「ハイレベルな仲間と切磋琢磨したい」「自分の技術力を試したい」という熱意のある方、ぜひとも面接でお会いしましょう!

インタビュー記事内容は2020年12月時点の情報です。